CRCの良い点、悪い点を教えて

CRC(治験コーディネーター)看護師の良い点、悪い点を教えて

CRC(治験コーディネーター)看護師の良い点、悪い点を教えて

40代の看護師です。現在、CRCへの転職を検討中です。
CRCの良い点、悪い点について教えてください。

 

仕事・勤務条件は良いが、求人数が少ないのがデメリット

友人が看護師の資格を持ってCRC(治験コーディネーター)をしています。
その友人はCRCの求人を探すのに苦労したと言っていました。一般的な求人サイトやハローワークには、CRCの求人はほとんど出回らないそうです。そこで友人が利用したのが、「看護のお仕事」という転職支援サービスです(実際は他にも3社登録をしたそうです)。

 

 

というのも、CRCの求人は待遇や勤務条件が良いため人気が高く、求人情報として公開される前に非公開の状態で看護師に紹介されることが多いらしいのです。非公開求人の情報を知るために転職支援サービスへ登録し、一番条件の良い仕事を紹介してもらった看護のお仕事を通して転職したそうです。そんな実際にCRCとして働く友人が感じているメリット・デメリットを以下にまとめました。

 

CRC(治験コーディネーター)の良い点

【1】 夜勤がない
友人はそもそも夜勤が嫌でCRCを選びました。
残業もほとんどなく、9時ー17時で帰宅できるそうです。

 

【2】 看護師だと重宝され優遇される
CRCは免許がいらないため、様々な職種を経験した人がしています。
しかし治験という分野であるため、知識がある看護師はとても重宝されるそうです。
まず採用されやすく、給料も資格のない人よりは多少は良いそうですよ。

 

【3】 毎日が新鮮で飽きない
友人は一般企業に所属しています。そのため医師に同行して様々な場所へ行き、多くの方と出会うそうです。日々が新鮮で、同じ病棟の中で悶々とすることに比べると飽きないと言います。
ルーチンワークが苦手な人、コミュニケーションが好きな人には向いているかもしれませんね。

 

CRC(治験コーディネーター)の悪い点

【1】 長く勤務すると管理職が回ってくる
これはメリットとも言える点だと思いますが、比較的早く管理職の役割が回ってくるそうです。
友人の場合は勤続8年目で、管理職になりました。
患者さんと関わっていたいと思う人にとっては、デメリットになるかも知れません。

 

【2】 医療現場に戻りにくい
管理職になってもならなくても、CRCとして働く中で生かせる看護師としてのスキルはバイタル測定のみだそうです。それ以外の手技はほとんどありません。
そのため現場へ戻りたいと思っても、なかなか踏み切れないことが多いようです。
CRCとして働き続けてきた彼女の心情は、ブランク明けの私と同じだと感じました。

 

あくまで友人の感想ですから、良い点と悪い点は彼女の判断です。
昇格が早く管理職になれば給与も上がります。身体の負担が少ない勤務、かつ収入重視の方には良い点と言えることもあるでしょう。ただし会社や病院など勤務先によって、給与や条件が大きくことなるそうです。友人に聞いたところ、40代でも看護師の経験が評価され転職は歓迎されるそうです。
転職に年齢制限がないというのはCRCの大きな魅力ですね。

(参考:看護師は40代までなら好条件で転職できる!?

 

ただ最初に伝えたように、CRCの求人は一般にはあまり出回りません。
CRCとしての転職を決めたら、まずは求人情報を得るために転職支援サービスに登録を行うのが良いかもしれませんね。

参考記事:

私が利用した転職支援サイト