沖縄の看護師の年収・給与について
全体的に低めの年収だが暮らしやすい沖縄
- 平均年収 417万〜
- 平均月収 25万〜
- 平均賞与 60万円〜
沖縄で働く看護師の年収、月収、賞与共に全国平均と比べると低めです。しかし沖縄は物価そのものが本土とはかなり違いますし、沖縄で働く他の職種と比較しても決して低いとは言えません。また沖縄は沖縄本島以外に石垣島や宮古島といった大きな離島もあり、近年は沖縄本島よりも宮古島の県立病院などで急患を診るといった事も多くあるようです。
医療機関によって年収にばらつきはあるようですが、本土から派遣される離島ナースの場合には期間限定で高年収であったり、島の診療所には行政の補助によってナースが雇用されるといったパターンもあります。中には「年収は低いが寮(住居)が用意されて費用は無料」といったような待遇で看護師を確保する病院もあります。年収の数字だけでは一概に判断できない環境なので、転職支援サービスに登録してコンサルタントに詳細な「手当」や待遇面の確認をするといいでしょう。
沖縄の看護師の職場環境について
職場環境は改善されつつあり、長く勤める人が多い
長く勤めるには子育てと仕事の両立がポイント
沖縄は有名な長寿の土地柄ですが、元気なお年寄りが多いので介護施設的なものは全国平均と比べて決して多いわけではありません。しかし後期高齢者の医療費は全国平均よりも高いので、病院に通う高齢者は多いと思われます。そこで本島だけでなく、離島でも診療所は多くの患者さんがおり、看護師の手も常に足りないといった状況が続いています。最近は男性看護師も増えており、看護師の年齢層も幅広く、出身も沖縄以外という人も多いようです。
離島の職場環境は「良い・悪い」の隔たりがある
大小さまざまある離島ですが、医療環境が整っていない離島が40近くあると言われています。そこで沖縄県では看護職員需給見通し策を策定し、ブランクあけ復職の支援や離島ナースの確保に努力を続けています。離島の中でも大きな宮古島などは医療環境が整っていて急患受付もしています。
行政も積極的に離島や過疎地域での看護師の待遇改善を進めているようですので、今後はより働きやすい環境が増えてくるのではないでしょうか。スキルアップを積むにはやはり大病院が適当で、こうした病院の情報は非公開になっている事が多いようです。転職支援サービスに登録することで非公開求人を得られますよ。
また離島で働く場合には特別手当がついたり、住環境が用意されていたり、豊かな自然の中で働くメリットもあります。離島ナースの条件や待遇はまちまちですので、これも転職支援サービスにコンサルタントに充分にリサーチしてもらい検討したいところですね。
沖縄で看護師として働くメリット・デメリット
年収は低めだが南国の豊かな環境の中で働ける
メリット
- 職場の雰囲気が明るい
- 病院施設数は少なめながら求人は多い
沖縄本島にしろ、離島にしろ、本土にはない自然な魅力がたくさんあるのが沖縄の一番のメリットです。働く人たちの気質も明るく、「なんとかなる」といったおおらかさが特徴。「沖縄の病院は同僚同士も仲が良くて楽しい」と本土から派遣された離島ナースの声も多いようです。
全体的に転職をするナースも多いようですが、これはライフスタイルの変化に合わせて「子どもが生まれたから夜勤のないクリニックで」「認定看護師の資格を取得したいから本島の大規模病院へ」と比較的割り切ってパッと決断するためのようです。目的や条件がはっきりとしているのなら転職支援サービスのコンサルタントに伝えることで、面倒な転職先探しも代行してもらえます。
デメリット
- 年収が低め
- 離島などでは医療環境が整っていないところも
年収が低いのがデメリットといえばデメリットですが、物価等に鑑みて「まずまず」といった考え方もできます。一番のデメリットは医療現場の環境が一部の過疎地や離島などでは全く整っていなかったりする点でしょう。看護師数も慢性的に不足しており、充分な医療を提供できないといった問題は今なおあるようです。しかし沖縄県も改善を進めており、僻地医療に赴く看護師の待遇についても最近は良くなってきています。
沖縄の看護師にオススメの転職先
沖縄の有名・大規模病院
- 沖縄県立南部医療センター
- 琉球大学医学部付属病院
- 那覇市立病院
- 浦添総合病院
他に宮古島等にも大規模病院あり。
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