訪問看護のやりがいは何?
訪問看護師への転職を検討している者です。
以下の点について教えてください。
- 訪問看護のやりがいは何でしょうか?
- 良かったと思う点、辛い点は何でしょうか?
- 訪問看護師を選んで後悔していませんか?
私は病棟から訪問看護への転職しました。
訪問看護って特殊な分野のような感じがしますよね。
私も「責任が大きい」と聞いていたので最初はすっごく身構えてしまいました。
でも実際、そこまで構えることはなかったな〜と感じています。
私が訪問看護を選んだのは、病棟勤務で
「病を抱えた人は最期に家や家族を求める」といつも感じていたからです。
遣り甲斐というと、やはりそこですね。
どんな時でも家で生活がしたいと思うのは人間ならば当然のこと、
だからこそ病気であるためにそれが叶わないというのは
とても残念で悲しいことだと思うのです。
病気を持ちながらでも在宅で暮らしたい人、
最期は家で過ごしたという人に寄り添い、じっくり支援が出来る
これこそズバリ訪問看護師ならではの遣り甲斐ですね。
そんな中で良かったと思う点は、ご本人や御家族にとても喜ばれ感謝されることです。
外来や病棟で感謝される度合いとは比になりません。
不安を抱えながら自宅で病気との共存しているため、
週に1度の私たち一医療者を心待ちにしていただき、
来てくれるだけで安心すると言っていただけるのです。
そしてまた自信を持って安心して自宅での生活を送っていただける・・・
そんな姿に私は訪問看護師としての喜びと遣り甲斐を強く感じています。
逆に辛い点の方が私には思いつきません。
確かに判断を求められる時はドキドキします。
でも訪問看護は1人で行動してもステーションには仲間も上司もいます。
不安なときは状況を説明して意見を求めたり相談もできますから、
そうした判断は辛さではないです。
また「看取り」の辛さを話す訪問看護師の方もいますが、私は辛さとは違う気がします。
私の場合、終末期はいかに穏やかに死を迎えられるかの援助という捉え方です。
「看取り」は私にとって「御家族と一緒に紡ぐ貴重な残りの時間」で
辛さにはしたくないものですね。
そんな訪問看護師の仕事を選んで、私は後悔はありません。
あ、一瞬した時もあるかな?
週末や祝日も関係なく勤務があると知った時です。
今は幼い子どもがいるパートなので除外していただいていますが、
家族との時間が持ちにくくなることに危機感を感じて
転職を一瞬後悔したことがありました(苦笑)
確かに訪問看護は向き不向きもあります。
私のように家族がいる場合には週末や祝日の出勤を避けたい方も少なくないでしょう。
訪問看護もステーションによって
ご利用者さんの傾向(高齢者、障害者、小児など)もありますので、
転職の際には、転職支援サービスのコンサルタントの方に
詳細を教えてもらうといいですよ。
(私が利用したのはこちら)
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給与や休日などもっと良い条件の病院へ移りたい!でも、結婚や引越しに伴う転職やスキルアップ以外の理由で転職してもいいの?
挨拶以外は無視するような職場。こんな職場で仕事をするよりも潔く転職するべきか、もう少し残るべきなのか・・。