訪問看護は責任重大!?
どこへ行ってもひくてあまたの看護師。
そんな中で、今後ますます需要が高まるのが訪問看護です。
最近は求人でも訪問看護師の募集を多く見掛けるようになりましたね。
- 給料が病院よりも高いらしい。
- どうやら残業も少ないらしい。
- チームプレーの病院に比べると、意外に個人行動で気楽らしい。
訪問看護への転職では、そんな気になる情報もちらほら飛び交っています。
でも、やっぱり誰もが気になるのは「訪問看護は責任重大」という噂。
これって本当なのでしょうか?
誰もが知りたい訪問看護の疑問を、訪問看護の経験もある私がご紹介します。
訪問看護への転職に興味がある方は、ぜひのぞいてくださいね。
訪問看護の勤務体系とは
お給料
お給料は、病院を上回るところが多いようです。
基本的なお給料が病院よりも高く設定されているうえ、
1件訪問するごとに移動手当がつくことが大きいでしょう。
また、夜間の電話対応を持ちまわりすることでオンコール手当もつき、
夜勤をしている病院と同等、もしくは上回ることが多いと言われています。
私の経験では、1件の訪問ごとに500円加算、
オンコール1晩につき2、000円の手当がついていましたよ。
ボーナスは職場によってさまざまですが、病院と同じくらいは出るようです。
業務内容
在宅で療養する利用者さんを訪問し、30分〜1時間の看護をします。
医師から訪問看護指示書が出された方が対象です。
初回は2人、以降は1人で訪問するところが多いでしょう。
移動は自転車や車、電車というケースもあるようです。
ケースとしては、老々介護でのインスリン導入、バルーン管理、
褥創処置、脳梗塞後のリハビリ、進行性難病の方のADL介助と健康状態の観察、
知的障害がある方の排便コントロール、在宅酸素療法の呼吸機能訓練などがあります。
どれも難しそうですが、訪問前には医師や病棟看護師との引き継ぎがありますし、
事前に勉強もできるので、意外と対応できますよ。
トラブルの際には医師への連絡など判断力も必要になりますが、
そのときは自分だけでなく訪問看護の上司、仲間に相談することができます。
「ひとりで訪問=責任を背負う」と敬遠がちの訪問看護ですが、
実際はそこまで責任の重い毎日ではありません。
経験を積んでスキルアップを目指すのは訪問看護も同じこと、どうぞご安心を。
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