鳥取の看護師の年収・給与について
全体的に低めだが鳥取県の他の職種と比べると高水準とも言える
- 平均年収 425万〜
- 平均月収 29万〜
- 平均賞与 77万円〜
全国平均と比べると、鳥取で働く看護師の年収は（月収、賞与共に）残念ながらかなり下回っています。ただしこれは鳥取県じたいの物価や年収平均を考慮すると決して悪くありません。鳥取全体の平均年収が低めですから、その中で女性の職種としては平均で400万を超える年収を維持しているのは特筆すべき事でもあります。
鳥取県の中でも中心部と郡部などではかなり年収差が見られる事から、「どこで働くか」といった点が重要になってきそうですね。男性の看護師も多いのが鳥取の特徴で、これからは看護師に対する待遇もアップしていくのではといった期待感もあります。
現在の状況でも、丹念に探せば賞与が高い病院や特別手当などで年収をカバーしている医療機関などもあります。転職支援サービスに登録して、「とにかく年収が高め」といった条件で探してもらえば平均年収以上での入職も可能かもしれません。また専門性を極めていけばスペシャリストとして、専門看護師として高く評価されて年収も上がります。キャリアプランも含めて転職をとらえ、将来の「年収アップ」につながるようにしたいですね。
鳥取の看護師の職場環境について
男性看護師も多く、職場環境は徐々に改善されている
男性看護師が多い鳥取
まず注目したいのが男性看護師が全体の15％を占めている点でしょう。これは全国的にも珍しい男性看護師の多さです。
看護現場では女性ならではの気配りが重要視されたり、体に触れることも多い点から男性看護師はなかなか普及しないところがありました。しかし最近は、OP室などで男性看護師が多く活躍していたり、力仕事も任せられるといった点から現場でも「女性看護師と協力し合う事でより良い看護が実践できる」と期待されているようです。
職場環境としても、仮眠室を分けたり男性専用の休憩室を作ったり、こうした事から着手して「看護師の環境をもっと良くしていこう」という動きへと広がりつつあるようです。
意欲的に県が医療現場・看護現場の環境を改善中
鳥取県では「看護師確保対策」を行政が推進しています。地域によって医療事情に隔たりがある問題点を解決すべく、県が医療現場・看護現場に対して積極的な支援を行っています。
残業時間等を見ると少なめでもともと働きやすい環境はあったようですが、設備面や研修・スキルアップサポート、資格取得の支援など幅広く看護師のための支援を行えるよう改善している最中のようです。病院の施設数は少なめですが、看護師が長く働けるように子育て支援も手厚くなっています。まだまだ改善の余地はあるでしょうが、他県と比べても積極的に看護師を取り巻く環境を良くしようという姿勢が見受けられます。
鳥取で看護師として働くメリット・デメリット
年収は低めだが長く勤められる環境が整った病院も多い
メリット
- 求人数が多い
- 子育て支援は充実している
鳥取県では勤続年数の長い看護師が多いようですが、それは「長く勤められる」病院が多いからではないでしょうか。ライフステージに変化があっても、シフトは柔軟に対応してくれたり、時短勤務や院内保育など子育て中も継続して働けるようなシステムが出来上がっているのが大きなメリットですね。病院の施設数は少なめでも求人数は多いので、入職先を見つけるのはさほど難しくはありません。
デメリット
- 年収が低め
- 病院・地域によって年収や待遇に大きな差がある
一番のデメリットはやはり年収の低さ、です。特に地域や病院（診療所やクリニックも含めて）によっては時給がとても低かったり、賞与の実績がないといった場合もあるので転職の際には基本給以外の部分も必ずチェックしましょう。夜勤手当が低いとなかなか年収もアップしませんし、毎年の昇給がきちんとあるかどうかも長い目で見たときの年収アップには欠かせません。
しかし病院ごとに違う賞与基準や、手当の種類や金額などは通常の求人誌ではわかりません。転職支援サービスのコンサルタントは病院のあらゆる情報だけでなく、実際に現場に足を運んで有給の消化率なども調べてくれます。
年収が低い地域だからこそ、入念なリサーチをして「しっかり稼げる」「働きやすい」転職先を探さなくてはなりません。コンサルタントに何でも相談して、その力を借りて実現させましょう。
鳥取の看護師にオススメの転職先
鳥取の有名・大規模病院
- 鳥取大学医学部付属病院
- 鳥取赤十字病院
- 済生会境港総合病院
- 鳥取市立病院
- 鳥取県立厚生病院
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